現地活動報告 第8弾!

HIROKOさんからの現地活動報告、第8弾です。今回は秋らしくf6a7.gif、こどもたちの絵画展(とはいえ現地はいつも真夏ですが・・)!
他にも子どもたちの日常が伝わってくる記事満載ですf399.gif
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夏休み
7月は夏休みなので授業がありません。
毎日たくさんの子供が遊びに来ます。
エマウスは朝の授業と昼の授業があるので、日頃は会うことのない子供達が一緒に遊びます。

子供が増えるとそりゃ怪我も出るし、ケンカもあります。
ケンカも無ければ怪我も無い子供時代なんて何が学べるのでしょう。
いろんな事を経験して成長していく子供達の姿を見れる事が幸せで​す。

経験から学ぶ事が大事なんですよね。

Hiroko
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子供達には線がないです。

こっちとあっちの区別がないんです。

だから言葉も話せない私に優しくしてくれるんです。

Hiroko
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似顔絵

今日は子供達が私の絵を書いてくれたので紹介したいと思います。

①この絵を描いた子は日本の漫画が大好きでよく絵を描いてきてくれます。
 こっそり「キスはどんな感じ?」と聞いてくるシャイな男の子です。
 ブルース・リーの絵も素敵です。
 実物の私とは違い色っぽく書いてくれました。



②この絵を描いた子はある事情でずっと来れなくて最近やっと来れるようになった兄弟のうちの1人です。
 とても素敵な笑顔を持っています。この笑顔がみたくてブラジルへ来たんだと実感できる笑顔です。
 絵のほうは肩幅の広さが忠実に描けています。



③この絵を描いた子は最近来るようになった子です。とにかくやんちゃ坊主です。
 音楽のクラスの子なのですが、私を見るとカポエイラの技を仕掛けてきます。
 右の犬の絵上手ですね。
 えーっと左の私の顔・・・目と鼻と口があるし似てますよね。
 


④最後は似顔絵ではないのですがラブレターを貰ったので自慢ついでに載せます。
 友達思いの子でお花が大好きで私にもお花をプレゼントしてくれます。
 ハートがたくさんです。右は猫の絵だそうですが耳を描き忘れたそうです。



色も形も人それぞれ「違ってて当たり前」なんです。
子供達の感性を伸ばすのも大事な事だなと感じました。

Hiroko
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どっちが大人やら
エマウスでは新しく子供が入ったら子供も先生も全員が自己紹介を​します。
人前で話すのが大の苦手な私は、いつも短い自己紹介でしかも早口​で済ましていました。

いつもそんな事してたら、ある日の帰りに1人の女の子(12歳)​が
『ヒロコ、自己紹介の練習よ。挨拶をした後、名前と年齢と何のクラ​スか言うの。
それと最後に「ようこそ」って言うのよ。』と教えて​くれたのです。

私が『え~年齢は言いたくない』と言うと
その女の子は『いいわ、それ意外を自己紹介の時にきちんと言うのよ』​と優しく教えてくれました。

どっちが大人やら。

子供は私にとって、とても良い先生です。

Hiroko
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子供は分かっています
子供には大人の心の中がよ~く見えています。

表情・仕草・身にまとっている雰囲気も感じ取っています。

子供は分かっていても口にはしません。

ただ寄っていかないんです。

観察してると面白いですよ。

「子供だから」と扱わずに対等に接すると、たくさんの事を学ぶ事ができます。

Hiroko
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プレゼント
父親が迎えに来るまで工作しながら待っていま​す。
母親へのプレゼントを一緒に作ってみました。
折り紙で作った花束とお手紙です。



最近GFが来ないので寂しいそ​うです。
「ヒロコ、彼女に渡すのも作って。」というのでいつか再会できる事を祈りながら彼女の分も一緒に作りました。

手前のハートとチョウチョは子供の発想で切り貼り​してみました。
恥ずかしがり屋さんの子が少しずつでも慣れてくれるのが​嬉しいです。

Hiroko

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現地活動報告 第7弾!

HIROKOさんからの現地活動報告、第7弾ですf640.gif
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6月29日(金)Ensaio
今週の日曜にあるfesta de junina「6月祭」のリハーサルです。
先生とリハーサルに参加する子供達と一緒にバスでベングイまで向かいます。
ベングイもまたジュルーナスと同じく危ない地域と言われています。
カポエイラの先生が子供達に「Hirokoをちゃんと見とくように」と指示を出します。
すると子供達は「こっちだよ」「ここは泥棒が多いから気をつけて」と教えてくれるのです。本当に優しい子供達です。
バスを二台乗り継いでベングイへ到着。
ベングイとジュルーナスの子供達は久しぶりの再会を喜んでいました。
早速リハーサル開始です。
子供達は最初は恥ずかしそうにしていましたが、先生達の熱心な指導に堂々と演技するようになっていました。



リハーサルが終わると食堂に皆が集まり一緒に昼食です。
エマウススタッフがまだ小さな子供にナイフとフォークの使い方を教えていました。
そこには優しい空気が流れています。



リハーサルも無事に終わり、また子供達と一緒にバスを乗り継いで家路につきました。
本番は来週です。私も今からワクワクしています。
またお祭りの様子を報告しますね。

Hiroko

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7月1日(日)FESTA DE JUNINA「6月祭」

今日はエマウスの6月祭がベングイであります。
2台のバスを貸しきって家族も一緒にベングイまで向かいます。
「貸し切りバス+子供=大合唱」は付き物です。
流行の歌を大合唱。そうこうしてるとあっという間にベングイへ到着です。
音楽のクラスの子供達が奏でる音に合わせて、皆で会場までの数十メートルを歩きます。
エマウススタッフ・子供達・家族も皆笑顔です。
会場に着いたら「演劇」の始まりです。
皆が見守る中、無事に終わり大喝采でした。



女の子達の踊りのコンテストもあり、皆それぞれのお祭りを楽しんでいます。
おもちゃ釣りのコーナーもあります。
食べ物のコーナーもあります。バタパ・ミンガウ・ジュース・ケーキ。
ケーキはあっという間に売り切れたので食べれず・・・。



大きい壷のなかにお菓子を詰めて紐で吊るし、子供達が目隠しして木の棒で割ります。
日本で言うスイカ割りです。皆好き好きに「あっちだよ」「こっちだよ」
「今だ~!!」と叫びます。
割れた後はもう大変。子供達がお菓子に群がりTシャツを袋代わりにして詰め込みます。
ここも笑顔で溢れています。



こちらでは木登りに夢中です。
体の小さい子を体の大きい子が高いところまで肩車します。
皆上手に登っています。



どこに言っても笑顔・笑いの絶えないお祭りでした。
子供達も日頃の練習の成果を十分見せることができたし、最高のお祭りでした。

帰りのバスでは子供達がもう一台のバスより早く着くように運転手に指示を出します。
「後ろに来たよ!!もっと早く走って!!」「行け~!運転手さん!!」
「行け!行け!」。もちろんスピードを出すわけでもなく、
ただ普通の運転ですらもこんなに楽しく見えちゃう子供達は私の遊びの先生です。
やっぱり最後は大合唱。いつの間にかジュルーナスに到着。

それぞれが家路につきました。

来週から一ヶ月夏休みです。授業はありません。
子供達はただただ遊びます。いつもは朝のクラスと昼のクラスのため面識が無い子同士も一緒に遊びます。
その様子もまたお伝えしますね。
私も夏休みをもらってベレンを楽しんできます!!
Hiroko

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現地活動報告 第6弾!

HIROKOさんからの現地活動報告、引き続き第6弾をお届けしますf7ee.gif

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6月26日(火)

今日は演劇のクラスの発表会です。観客は子供達です。
演目【Criancas e adorecentes merecem ser respeitados】
(こども・若者は尊重されるべき存在)
働いて学校に行けない子供達を学校に通えるようにして子供らしく過ごせるようにしましょうという内容でした。
子供達は発表のためにたくさんの練習をしました。
私が覗きに行くと「Hiroko,静かにしててよ!!」と注意されたりもしました。
より良い作品を皆で作ろうとしているので先生も子供達も真剣です。

観客の子供達は自分が座るイスを持って会場に入ります。
(会場は同じ敷地内ですが、建物が違うので各自イスを運びます)



観客の子供達も真剣に舞台を見ています。
最後は全員の大拍手を舞台上の子供達に送りました。



舞台が無事に終わった後の楽屋の様子。
歌って踊って笑って大成功を皆で喜んでいます。


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6月27日(水)

今日はお父さん、お母さん達を観客に発表会です。
子供達はエマウスで学んでいる事をお父さん、お母さん、兄弟の前で披露します。

①音楽
日頃練習している曲を皆の前で披露です。
全員1人ひとり自己紹介をしてから舞台に上がります。
恥ずかしくて小さい声で自己紹介していた子供達も
音を奏でるときは大きい音です。
先生をしっかり見てタイミングを合わせています。



②カポエイラ
マクレレという踊りをしました。
本当は木の棒を両手に持ち、両手に持った棒を打って格闘技のように踊るのですが
今日は木の棒が無いのでペットボトルで代用です。
「これじゃないとダメ」ではないんです。「ある物で代用」なんです。



③演劇
昨日と同じ演目です。
このような「達成感」は、これから歩む彼らの人生においてとても意味のあるものになるだろうと思います。

最後はお父さん、お母さん達にエマウスのスタッフが一人ひとり話しかけます。



エマウスのスタッフは子供達だけではなく家族に対してもケアをしています。

HIROKO

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現地活動報告 第5弾!

HIROKOさんからの現地活動報告、第5弾です!
エマウスは9月の大リサイクル・イベントのグランジ・コレッタを目前に忙しいようですf640.gif そんななかでも子どもたちの学びの場は活気があふれていますf38d.gif

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6月25日(月)

10歳以下の子供を対象に衛生教育です。



体の洗い方、歯の磨き方、きれいにしないとどうなってしまうのか説明します。
最後にちゃんと理解したかクイズが出されます。正解するとお菓子が貰えます。
お菓子が貰えるとなると日頃は発言しない子も発言します。
お菓子効果絶大。



エマウスの子供達は生きる術をここで学んでいます。

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現地活動報告 第4弾!

HIROKOさんからの現地活動報告、第4弾です。
エマウスの活動と子どもたちの様子、とっても生き生きと伝わってきますf6d4.gif

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6月14日(木)
17歳の母。
今日は前にエマウスに通っていた女の子が赤ちゃんを連れて来ました。
母親は栄養指導とかいろんなアドバイスを受けます。
その間、エマウススタッフやエマウスっ子達が我が家族のように赤ちゃんを抱っこします。



確かに年齢的に早いかもしれないけれど、子供を思う気持ちは同じです。
赤ちゃんが自分の爪で顔を掻いて傷がつかないように爪を母親の歯で優しく噛み切っていたのが印象的でした。

何が正しいか、何が正しくないのかを考えてるのでなく
今何が起こっていて、それにどう対応するかを考えているんですよね、きっと。

この先どんな事が起きようともこの親子が笑って過ごせますように。



6月15日(金)

今日は10歳以上を対象に「性の暴力」についてディスカッション。
DVDを見た後、いくつかのグループに分かれて話し合います。



ここでは子供が危険にさらされる事がたくさんあります。
10歳という年齢は低すぎかもしれませんが、子供自体が知っておくべき事がたくさんあります。

「何かあった時は走ってエマウスの施設に逃げてきなさい。」この言葉は子供達の心に染みている事でしょう。
子供達が安心できる場所がもっと増えたら、危険にさらされる事も減るだろうにと思います。

Hiroko


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現地活動報告 第3弾!

お盆も過ぎ、残暑とはいえ、いよいよ本格的な暑さという感じですf695.giff653.gif HIROKOさんからの現地活動報告、第3弾ですf6d4.gif 今回は日記形式ですf6bc.gif

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5月4日(金)

今日は思いっきり遊ぶ日。

スコールが降っても遊びは続きます。
雨も遊び道具の一つです。




5月11日(金)

自分達が使っている場所は自分達で掃除します。

上の子が率先と掃除します。それを下の子が見よう見真似で掃除します。
こうやっていろんな事を覚えていくんですね。





5月23日(水)

カポエイラのクラスを見学。

先生は必ずクラスの終わりに話し合いの時間を設ける。
先生は生きていく術をカポエイラを通して生徒達に丁寧に話をする。



エマウス施設を一歩出ると人としての常識が通用しない世界。
せめてエマウスで学んだことを頭の片隅にでも覚えててくれたらいいなと思う。

Hiroko

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現地活動報告 第2弾!

日本もベレンに負けないくらいの暑さになってきました!
HIROKOさんからの現地活動報告、第2弾ですf6d4.gif

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4月28日(土)はベングイという地区(ジュルーナスからバスで一時間ぐらいにある地区)へ子供達の発表会の日!!
子供たちに混じって私もバスの乗ってベングイへ。
車内は移動演奏会。
大音量の生演奏で歌ったり、踊ったり、高速みたいなきれいな道に乗ったもんなら子供たちの大歓声!!犬が走ってたらまた大歓声。
私が見よう見真似で踊ったら「日本人が踊った~!!」と大歓声。
なんでこんなに普通の事が楽しいのか!!と考えた。
お金があるから楽しいんじゃなくて。おもちゃがあるから楽しいんじゃなくて。
仲間がいるから楽しいんだって思えて、そんな子供達が誇らしかった。
発表会は女の子の発表とカポエイラ、音楽とあった。
エマウス(ベングイ地区)の方にもたくさんの子供達がいた。

帰りは気分が悪い子がいるから静かにという事で移動演奏会は無し。
私が気分が悪い子に紙ファイルで風を送っていると、男の子が来て言葉も無く自然に代わってくれる。
当たり前の事を当たり前にやれてる子供達。

思いやりがたくさん溢れてる。
そんな子供達が本当にかっこいいと思った。
子供達にたくさんの事を教えてもらいながら毎日過ごしています。

三か月分を思い出しながら更新していきたいと思います。

HIROKO

現地活動報告!

おまたせしました!7月の現地活動報告ですf6d4.gif 4月から、ブラジル・ベレンのエマウスで研修活動を行っているHIROKOさんからの報告ですf6de.gif
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はじめまして。
4月末からブラジルでエマウスの活動に参加させてもらっていますHIROKOです。
遅らせばながら現地報告第一弾です。

4月24日にベレンへ到着。
翌日からエマウス(ジュルーナスという地区)へ通っています。

1日目はカポエイラ・音楽のクラスを見学。
子供たちの真剣で楽しそうな顔を見て、私も顔が自然と笑顔になります。
こっそり私のほうを見てウィンクする子供もいます。

2日目は子供達の前で自己紹介。
私は本を片手に名前と日本から来た事を伝え、独身ですとアピールしときました。
ここでは新しい人が入ってくると必ず全員が自己紹介をします。
私の時も子供たちが自己紹介をしてくれました。
挨拶・自分の名前・年齢・何のクラスに参加しているか。
そして最後に「ようこそ!」って全員で拍手してくれました。

3日目はバス1人デビュー。
この日はダンスを習いにウマリザウという地区にあるエマウス(ジュルーナスからバスで20分ぐらい)に行く子供たちに同行。
ダンスの授業の前に「子供が子供らしくあるというのはどういうことかあなたのイマジネーションで一枚の紙から表現してみよう」ってのがあって、新聞紙を利用して子供たちは団結を表すものだったり、裕福をあらわすものだったり、地球をイメージしたものだったり、素敵なものが出来上がっていました。

子供達はとても人懐っこく、とにかく笑顔が良い!!
(いかに今まで来られた日本の方々の印象が良いのかと実感しています。)

私に何が出来るかと考えると、私には特別な技術も教えれる事も何もありません。
子供たちのバックグランドがどういったものかも今の私には分かりません。
しかし1人でも「ヒロコ!遊んで!」という子供がいる限り、ここに通うと決めました。

こんな感じで私のブラジル生活が始まりました。
(この写真はエマウスの食堂から見た私のお気に入りの景色です。)



エマウス(ジュルーナス)の基本的な一週間(午前と午後の部があります)

月曜:スタッフ会議のため子供はお休み
火曜:カポエイラ・音楽・演劇のクラス
水曜:カポエイラ・音楽・演劇・ダンスのクラス
木曜:子供たちの話し合いの日(テーマにそって皆が話し合います)
金曜:とにかく遊ぶ日。

今後も私が感じたエマウスのついて報告していきたいと思います。

HIROKO

Festival Brasil 2012!!

今年第7回を迎える Festival Brasil こと ブラジリアン・デイ!
毎年9月の開催でしたが、今年は7月となりました。
関東は梅雨明け初の週末でもあり、盛り上がること必至です!
ブラジルの文化・音楽・人々・グルメ・・・想像しただけで楽しみですね♪

実は本年、鶴見のNPO ABC Japan さんからのお誘いで、Brasil SolidarioのブースにてColegas do Emausのアサイ・アクセサリーをチャリティー販売させていただくことになりましたf367.gif
Web Shop のアクセサリーは通常、売上金から原価、作成料、その他経費を除いた額(約50%)を現地の活動支援金としていますが、Brasil Solidarioのアクセサリーは原価を除いた額(約90%)が半分ずつ被災地支援とエマウスへの活動支援金となります。
商品は、「1つぶピアス」と「ころころストラップ」です。それぞれ300円f39e.gifとってもお求め安い価格になっていますf44d.gif




ストラップは、ブラジルと日本をイメージした作品もありますf7f4.gif




みなさま、今週末はぜひ代々木公園へ、そしてBrasil Solidarioのブースにお立ち寄り下さいf644.gif

「第7回ブラジルフェスティバル」
場所: 代々木公園イベント広場 →アクセス
日時:7月21日(土) 10:00〜19:00
    7月22日(日) 10:00〜19:00
主催者: 在日ブラジル商業会議所
後援: 駐日ブラジル大使館



現地活動報告(番外編)by Kazumy

これまで6回にわたりお送りしましたKazumyさんの現地報告、番外編です!

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Kazumiです。
帰国して一ヶ月が経ちました。
今日はとても嬉しいことがあったので現地リポートではないですが。
エマウスJapanとしてリポートしたいと思います。

(記)
ベレンから帰ってきて一ヶ月経った。
仕事も始まり、忙しさに翻弄され、ベレンで過ごしたが夢のようだ。
だからこそ、ふとした時に寂しさを感じる。
なんだかブラジルから離れていく気がする。
これからも徐々に忘れ去られていくのではないだろうか
(自分がブラジルのことをブラジルが自分のことを)

帰国して一番最初に忘れたこと(忘れなければならないこと)はブラジルでは当たり前だ
った人との距離。スキンシップや相手に近寄る会話は日本の都会では感じない。ここでは
礼儀正しくしなければいけない気がする。一人で貫けばいいだろうが社会は許してくれな
い気がする。

いま、徐々に体が忘れようとしていることは、ブラジルで流れてた時間だ。
習慣や社会事情のせいもあるのだろうが、ブラジルで過ごした時間はゆっくり?自由?和
やか?なんといっていいか分からないが、日本での秒針のように細かく忙しないものとは
違った。

ひどく寂しい
だからこそブラジルと繋がっていたい。
でも、「時間がない・お金がない・言葉が分からない・やったってしかたない」
ネガティブだがそんなこと思ってしまう。
「持続可能な行動としてゆっくり焦らずやろう!」
って思ったって、そもそも何をする?
何をしようとか考えてる時点で、動機と行動が逆転してるじゃん。
って自分に突っ込む、

思考が堂々巡り・・

でも何かしたい

(以上)

こんな感じでホームシックならぬブラジルシックにかかっていたkazumiでしたが。
今日嬉しいことがありました。
明日ベレンに一人の女性が旅立ちます。
前夜にお会いすることができて彼女の輝いた瞳をみたら、何だか熱くなり話が弾み、
例えば彼女の為にブラジルにいったと思ったら、とても嬉しくなりました。
ベレンへのお土産を沢山持たせてしまったし、
僕の気持ちが重かったかもしれないけど
変な話、何だか救われた気がしました。

ブラジルと繋がっていたいというのは僕のエゴで

何かしたいというのはベレンへの感謝の気持ち
感謝って一人で抱えきれないものなんですね。

厚かましく言わせてもらえば、
自分を媒体に何かが繋がれたかな?

でも、そもそもベレンに行くにあたって、沢山の人と出会えて
支えてもらい、色んな想いが繋がり、人間の輪を広げられた機会だったと思います。
支えてくださったエマウスJapanの方々には本当に感謝してます。
それにこの感謝を共有せずにはいられません。

でも僕にできる事は限られているので
またベレンに行くことを心待ち、
感謝のシナプスを繋げていきます。



fim

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