久々のアルチ

一時帰国後初めての日なので、日本からのお土産で荷物がいっぱい。ひさびさの遠距離バス(片道2時間強!)にヘトヘトになりつつ到着。みんなは広い方のキャンパスに集まっていて、歓声をあげて迎えてくれた。照れくさいけど嬉しかった。アルチの建物は大雨のための浸水で使えないらしい。翌日、カナダからエマウスに寄付してくれている人たちが視察に来るのでそのための発表会について話し合っていた。ルシアが「今日はどこで活動しましょうか」と問いかけ、女の子たちからいろいろ意見が出され、結局アルチの建物の2階でやることに。こういう場合エデュカドーラが決定するのではなく常に彼女たちの意見を聞いて決めているのがいいなといつも思う(日本だったらすぐ大人が決めてしまいそう)。
2階でダンスのようなパフォーマンスの練習が始まった。最初真ん中に壊れた人形が置かれていて、1人がその前に座り込み、ゆっくりと人形を組み立てる。他の子たちは円くなって見守り、その後再生した人形を赤ちゃんのように優しくゆすりながら、次々に手渡していく。最後に受け取った子が、正面の地面に横たえる。その後(いろんな言葉が書かれる予定の)布を持ってゆらゆらと揺れて歩き回り、静かに退場。これはアルチの活動を伝えるためのパフォーマンスで、それぞれアイディアを出し合いながら、形を決め、練習を重ねていた。
昼食のとき、ドイツとオランダから来たという新しいボランティアの子たちと挨拶した。夏ごろまでいるらしい。外国人が増えてくれるのは心強い。英語を話すと聞いてお互いホッとしたりして…(いつもポル語で苦労しているので)。

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