カナダからのお客さん

朝行ってみると、女の子たちは裁縫の先生が一晩徹夜して作ったという淡いレモン色のドレスを着て準備をしていた。みんなとってもかわいい。食堂で前のグループの発表が終わり、いよいよアルチの出番だ。スクリーンに映像を映しながら、エデュカドーラのアンジェラがアルチの紹介を始めた。彼女は元アルチのメンバーだったのでそのことについても話していた。続いてもう1人、元アルチで今はエマウスのスタッフであるシレーニが話をした。「路上は子どものための場所ではありません、子どもには学校が、ちゃんとした場所が必要です!」ととても熱がこもった話ぶりで、終わった後は大歓声と拍手を浴びていた。「そして今のアルチです!」という紹介とともに女の子たちが登場。練習の成果があり、スムーズにきれいに進んだ。最後に代表の子がメッセージを読み上げ、「Paz(平和)」や「Amor(愛)」などと書かれた布を一番前で見ていたカナダ人夫妻に渡して終了。やれやれ、無事済んでよかった。

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