Dia das Maes(母の日)

今日は午後から母の日の催し。3時開始の予定だったけど、なかなか人が集まらず、4時頃になってようやく始まった。参加人数は子どもの方が圧倒的に多くて、母親は20人弱くらい。開会の言葉の後、マリーザから母親の役割についての話があった。自分たちの母親や祖母の時代よりも、今母親であるというのは大変なことだと思う。みなさんも仕事を持ちながらの子育ては苦労も多いと思うけれど頑張ってほしい、という内容だった。子どもたちは飽きてしまってたけれど、お母さんたちは頷きながら熱心に聞いていた。エマウスの子たちの多くの家庭では父親がおらず、母親が1人で働きながら子どもを育てているのだ。
その後、みんなの前に出て何か話したい人を募ると、最初にあのいつも眉間に皺を寄せている男の子のお母さんが手を上げ、話し始めた。彼女は3人の子をエマウスに通わせている。今日も仕事が忙しくて、5時にはここを出なくてはならない。毎晩仕事の後、帰宅してから子どもといられる時間はすごく少ないけど、今日はこうしてこの子たちとずっと一緒にいられて嬉しい…という話だった。話し終わるとみんなからあたたかい拍手を受けていた。その後も何人か続き、子どもたちもマイクを持って前に立ち「お母さん、こっちに出てきて」と呼び、「愛してる」と言って抱きつき、プレゼントを渡していた。いろんなお母さんがいて、若くてイケイケ風の人もいれば銀髪でかなり年配の人もいる。子沢山のお母さんも多い。でもどの子も自分のお母さんのことが本当に好きなんだなぁということが見てとれてジーンときてしまった。
続いてまた遊びの時間。お母さんたちによるイス取りゲーム、風船ふくらましゲーム、風船割りゲームなどなど。張り切っているお母さんたちの姿が微笑ましかった。最後は1人ずつ自分の名を名乗って、音楽に合わせてモデル風に歩くというのをやった。これはすごい受けていた。みんなモデルになりきっていておかしかった。すべて終わって外のテーブルへ移動し、全員にケーキ1切れとジュースが配られ、「Paravens ♪(おめでとう)」の歌をお母さんたちに向けて合唱し、お開きになった。

Comments are closed.