第3回ECPAT国際会議

9月8日から10日まで、リオデジャネイロで「第3回ECPAT(子ども買春・子どもポルノ・性的目的のための子どもの人身売買を終わらせる会)国際会議」が開催されました。Cedecaエマウスのマルセル・ハゼウ(
Marcel Hazeu)が参加しました。ECPATは本部がバンコクにある国際NGOですが、こうした国際会議がブラジルで開催されることは多いですね。以下、9日付のO Liberal on line からの抜粋です。

子どもの性的搾取を告発する国際NGOのECPATの第三回国際会議がリオデジャネイロで開催され、67カ国から200人の専門家が出席している。ブラジルからはパラ州、リオデジャネイロ州、ブラジリア、バイーア州のNGOが参加している。パラ州からはCedecaエマウスのマルセル・ハゼウが参加。ECPATアメリカ支部代表モニカ・ダレール(ヴェネズエラ)は「政府は性的に搾取された子どものケアや売春の予防には力を入れているが、買春の需要については未踏」とし、子どもの搾取する側の調査が必要と主張する。ベルギーとペルーでの調査によれば、買春者の特定は困難で、さまざまなケースが混在している。また、少なくとも6~7歳の子どもに対する買春はないとしている。被害にあっているのは多くは15~17歳の子どもたちであるが、8日にはサルバドールで「ブローカー」経由で売春をしていた13歳の女の子が性的暴力を受け死亡している事件が起きている。
Para na linha de frente contra exploracao infantil
http://www.portalorm.com.br/oliberal/interna/default.asp?codigo=96038&modulo=251 (09/09/2005)

One Response to “第3回ECPAT国際会議”

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