グランジ・コレッタの新しい形

嬉しいニュースです。グランジ・コレッタの日、たくさんの人たちが不用品をわざわざエマウスまで持ち込んでくれたようです。以下、o Liberalより抜粋です。しかし、70年代以降地図が変わっていないって、いったい・・・
中止となったグランジ・コレッタの開催日、エマウスの本部まで多くの人々が自主的に不用品を持ち込んだ。朝八時に門が開くや否や、寄付物品を持ち込む人々や車が往来し、電化製品、おもちゃ、自転車、衣類などが寄付された。午後1時までに50台以上の車が着いたという。電子レンジ、扇風機、電話を持ってきた老夫婦は「毎年寄付しています。今年は引き取りに行けないけれど持ってきてもらえれば、ということだったので、そうすることにしたんです。」と話す。
サンタレンの公務員のヴィセンチナ・コスタさんは、今回初めて天井型扇風機を持ってきた。「そんなにたいしたものじゃないけれど、何かの足しになればと思って。でも本当は引取りに来てもらえたほうがもっと多くの人が寄付すると思います。」
エマウスの社会教育者ナラグアスによれば、グランジ・コレッタの開催には90台のトラックと2000人のボランティアが必要だが、今年はそれが達成できなかったということである。「去年は開始ぎりぎりになってトラックを借りることができたけれど、今年は同じリスクを冒すことはできなかった」ナラは続けて話す。「でも、今回をきっかけにして私たちが出向く習慣が変わるかも知れない。町の人々はこうして集まってくれたし、来てくれたことによって使えなくなったモノだけじゃなくて不必要になったモノだって寄付できることに気づいてくれたかも知れないし」
だからといってもう従来のスタイルがなくなる訳ではなく、今後も引き取り型のコレッタは続行するとのこと。これからの一年は、不用品回収の新しいルート設定のための準備期間となる。「ベレンの町はどんどん大きくなったのに、回収ルートの地図は70年代のまま。来年は開催できるように準備を始めます。」
O Liberal – Povo leva objetos a sede do Emaus (29/08/2005)

http://www.portalorm.com.br/oliberal/interna/default.asp?codigo=93722&modulo=247

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