長い1日

サイトに掲載する紹介文作成のためのインタビュー第二弾。1人ずつ、前回と同じように話を聞いていく。やはり皆どちらか1人の親と暮らしていて、親はベロペーゾで働いている家が多いようだ。ある子のお姉さんは父親の暴力から逃れるために家出をしてしまい、まだ行方がわかっていない。直接その話は聞けなかったけど、かなりショックな話だ。アルチにいる時はみんな明るい顔をしているけれど、家に戻ってからはどうなのだろう。親の仕事を手伝っている子も多いようだ。
今日は午後まで残るつもりなので、昼食後も食堂でぼーっとしてたら、初めて見る顔の小さい女の子たちに囲まれた。ものめずらしいみたいで、いろいろ質問される。食べ終わって帰るのかなと思ってたら、遊ぼうと言うのでグラウンドの端っこのテーブルに行く。6,7人いたかな。男の子も1人。先生になって何か教えて~と言うので、ちょうど持ってた折り紙の作品を見せた。やっぱり飛ぶカエルとかカメラが人気。だまし舟には驚いていた。それと日本の小銭とお札もあったので見せてあげる。これも歓声をあげてくれた。やっぱりいつも持ってた方がいいみたいだな。
2時になり、午後の子たちが集まってきていた。今日は絵の先生が来る日だと言う。どーんと大きな楽しそうなおばさんだった。最初にやっぱりイスを輪にして、ミーティング。午後は午前より人数が少ない分、少し静かかな。でもやっぱり賑やかだけど…。早速テーブルを用意して、絵の教室。私も混ぜてもらった。みんな絵を描くのは好きみたいでとても楽しそうだった。5時頃に終了し、戸締りして、食堂へ。テーブルをくっつけて全員で一緒にメレンダ(おやつ)を食べた。昼食の時とはまた違って、こじんまりとしていい感じ。女の子たちのお母さんも2人程混ざっていた。キャンパスを出る頃にはもう日が沈みかけていた。やっぱり1日中だとけっこうくたびれるなぁ。

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