現地活動報告!その6 by Shiho
2013年にエマウスに滞在されていたShihoさんからの現地活動報告、第6弾です
<2013年2月20日のDiary>
今日は小麦粉粘土で遊びました。
まだ先生たちがエマウスに戻ってきていないので、子どもたちは毎日自分の好きなことをして遊びます。
わたしは毎日子どもと何かアルチ(図工)の時間がもてればいいなあと思い、探り探りですが日々アルチ営業中です。
そんな中 いつやっても受けがいいアクティビティがこれ。
小麦粉に水を入れてこねこねするだけでできる簡単ねんどです。
みんなで奪うようにしてこねこね。
使える小麦粉の量は限られているのだけど、遊んでいるみんなに行き渡るようにちゃんと自分たちで分けてくれる。
色を着けたい子は色を着けて、完成です。
普段ならば作るだけ作ってあとは外でねんどを投げて遊ぶ、という子が多かったのだけど、今日はカラフルなアサイーの実やビースをさりげなく置いてみました。
目ざとく見つけた子どもたちは、ビースをとってもうまく使ってケーキやらピザやらブラジルのコロッケ、コシーニャなんかのおいしそうなものをたくさん作ってくれました。
「これなに?」
と聞くと、
「鶏肉のコシーニャ!」
「アサイーのアイス!」
と教えてくれました。
わたしも紙ねんどで遊ぶのが大好きだったなあと思い出しながらケーキ作りに精を出していました笑
ベレンで紙ねんどは見たことはないし、あってもとても高いんだろうなあ。小麦粉でりっぱなねんどが作れるように、身近なあるものでなんでも代用できるんだなと実感する毎日です。
スーパー袋と木の棒で凧を作ってしまう子どもやカッターできれいに鉛筆を削れる子どもが気づかせてくれたことでもある。
日本の学校のように、水彩絵の具セットや ねんどセットが当然のように揃えられる環境ではないけれど、工夫しだいできっとどれだけでも楽しめるはず。
日本という温室でぬくぬく育ったわたしは日々勉強です。
by Shiho
Filed under: Noticias on 11月 9th, 2015
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