文化交流
習字の道具がまだ揃っていないので、持っていった「ハム太郎」の絵を一緒に描くことにする。昼食ではキッチンの中に入って手伝う。献立はご飯・パスタ・豆・肉料理とすいか。最後に自分の分をよそってテーブルにつくと、初めて見る顔の子たちが回りに集まってきて、いろいろ質問された。「いつ来たの？」「日本からはどうやって来たの？」「アパートに住んでいるの？」「少しポルトガル語がわかるの？」等など。同じテーブルにいた先生が「日本のことでみんな何を知ってる？」と尋ねると、両目の端に手をやって目が細いという真似をされた。ちょっとムッとしたけど悪気はないみたい。１人の男の子が何か日本の歌を歌ってよというので「上を向いて歩こう」をちょっとだけ歌う。次には日本の国歌を歌ってというので渋々最初だけ歌った。次は彼らがブラジルの国歌をみんな歌ってくれた。けっこう長いのにちゃんと歌詞も憶えていて、みんな歌えていた。その後、「今はオリンピックの最中だけど、ブラジルと日本、どっちを応援するの？」とその男の子に聞かれ、「ブラジルかな」と答えるとみんな笑って拍手。そして口々に「サヨナラ～」「アリガトウ～」と言って散っていった（この２つの言葉はこちらで流行った歌の歌詞に入ってるのでみんな知っている）。
Filed under: 現地レポート on 8月 20th, 2004