新しい家への引越し準備+リサイクル市

ふつう土曜日はエマウスの活動はお休みだけど、今週はアルチの新しい家への引越し準備ということで、有志の子たちが集まって家具類のペンキ塗りをした。どんな色に塗るかは女の子たちの好み次第で、古ぼけたベンチや戸棚がとてもカラフルにきれいに変身した。CDラジカセで音楽をガンガン流し、おしゃべりしながらの青空の下での作業は暑いけど楽しかった。とちゅうでひき肉入りパンとジュースのおやつも出たし…。新しい家はもうほぼ完成していて、木曜日には床のワックスがけをした。なにしろ予算が厳しいので室内のペンキ塗りなどもみんなの手作業。壁の色などを決めたのも女の子たちで、こうやって自分たちも参加しながら作っていくのはとてもいいことだなと思う。まさに自分たちの家だという気分が強くなるものね。

それから今日はたまたまCampanha主催のリサイクル市があったので少し見学させてもらった。Campanhaに市民から寄せられた不用品などをこうして定期的にFeira do EMAUS(エマウス市)として地元の人たちに安く販売する日が設けられている(これとは別に常設店もある)。開店の9時前にはすでに数十人の人たちが行列を作って待っていた。古い家具、洋服、電化製品、本、ビデオetc.と何でもそろっていて、眺めているだけでも楽しい。こうして不用品だったものがエマウスの手を通して再生され、また市民の手に戻っていくという循環システムがしっかり確立していることがよくわかった。 

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