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エマウス子ども権利保護センター
(Centro de Defesa da Criança e do Adolescente Emaús - CEDECA -Emaús) ブラジルの子どもの現状を調査する研究機関 エマウス子ども権利保護センター、セデッカ(CEDECA-Emaús)は、1983年にブラジルで初めて作られた子ども権利センターです。保護施設での子どもへの暴力や虐待を起訴し、子どもの権利を法律に則った形で守る活動をしています。弁護士、社会福祉士といった専門知識を持ったスタッフが、子どもの生活に関するさまざまな相談にのります。また、ユニセフやILOなど、国内外の組織と協力して子どもの権利に関するセミナーやシンポジウムを開催したり、共同研究を行なったりしています。
性的虐待と児童労働は現在のCEDECAの調査の主なテーマです。アマゾニア地域の各センターとネットワークを築き、これらの問題に対する政府政策を施行するように政府に働きかけています。また、犯罪行為により更正施設にいる子どもたちに対する偏見、暴力を監視し、社会教育的な方法で保護活動を行なったり、政府が細部まで調査を行なわない子どもを巻き込んだ事件に対して独自に調査を重ねたりしています。CEDECAによるネットワーク作りは、エマウスの活動を国内外に伝えたり、子どもの権利のために活動するさまざまな団体間の協力関係に貢献しています。
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