「エマウスの活動に参加して」(1)

吉井 まい子



<EMAUSへ>

べレンへ到着して5日目の朝、私のペンシオナット(宿泊先)まで迎えに来てくれたEMAUSのエドゥカドーラであるルシアと共にバスに乗り、ジュルーナスのEMAUSへと向かった。

景色を楽しむ余裕もなかった私に、ルシアは有名な場所や、目印となる建物などを丁寧に教えてくれた。

バスの車内アナウンスはないので、ルシアが教えてくれることを聞きながら、
次から次へと移り変わる景色を目を凝らして見ていた。

「なんとか次から一人でいけるかな?」と思っていたら、バスが右へと曲がった。

すると、ルシアが「もうすぐ!」「この建物があって、この看板があって。」と言って、少し進んだところで降車を知らせるための紐を引っ張り、バスが止まった。

降りたところには、色とりどりの果物がおいしそうに並ぶ小さな果物屋さんがあった。

道路を挟んだ向かい側には、EMAUSの塀がもう見えていた。
・・・ペンキが、すっかり剥げてしまっている。。。

門をあけてもらい、敷地内へルシアと入るとすぐ建物が目に入った。

建物もペンキが剥げてしまっていて、塗り替えたらもっとあたたかくかわいい雰囲気になるだろうなぁ。。。と思いながらアルチの建物へ向かった。

門を入るとすぐ目に入る建物。後日、曼珠沙華さんを迎えるにあたり、EMAUSにきている男の子たちによって、一部塗り替えられた。
ピンクの建物が、アルチの建物。 EMAUSの前の道

<はじめまして>


ルシアと私が到着したときには、もう既に9人の女の子たちがアルチの建物の中に集まっていた。
ルシアの掛け声の後、みんなで円くなって椅子に座り、自己紹介!!
私は、早くもポルトガル語で大苦戦。。。私のポルトガル語の自己紹介に女の子たちは?△×@x*...

この日、アルチの女の子たちは、一人ひとりしたいことをして過ごすことになっていた。
私の現地での活動が始まった3月は、丁度クリスマス、お正月、カーニバルなどが終わり、2008年度の活動が始まったところだった。
ということで、EMAUSに来る子どもたちもメンバーの入れ替わりがあり、子どもたち同士も‘はじめまして’の子どもが数人いて戸惑っているようでもあった。

好きな音楽をもってきた女の子たちが大音量で曲をかけながらダンスを踊っていた。
その中の一人の女の子が「こっちに来て!」と私を誘ってくれたので中に入ると、5人の女の子が、元気に音楽にノリノリになってダンスを踊っていた♪
さすが、ブラジル!と思わせるリズム感♪とダンス♪
彼女たちのキラキラした目をはっきりと今でも覚えているが、心から楽しそうに踊っているのがよくわかった。

何曲も何回も繰り返し音楽は流れ、彼女たちは踊り続ける♪
女の子たちにリードしてもらいながら私も一緒になって踊り続けていたら、あっという間に掃除の時間になった。
言葉は殆どなかったけれど、ダンスでおしゃべりしているような感じで終始笑っていたような気がする。
息切れしている私に、女の子が「座って!」と、椅子をもってきてくれた。
少し休憩した後、レストランに移動してホットドッグを食べてみんなは、「チャオ〜!」と帰っていった。

この日の午後は、子どもたちのお母さんが来て、母親会のビジョテリアで作っているアサイの実を使ったアクセサリーの仕分けや値付けをしていたのでその手伝いをした。

たくさんのアクセサリーがあり、見ているだけでも楽しかった。

(後日、ベングイで行われた「母親会の今後の活動について」の会議にも参加させてもらいビジョテリアの活動の他にも活動があることを知った。ベングイ・ジュルーナス共に、母親会もよりよい方向に活動ができるように話し合っていた。)

母親会の手伝いの後、エドゥカドーラのウィルソンにEMAUSの今までの活動のDVDや写真を事務所で見せてもらいながら、いろいろな説明を受けて初日は終わった。



 
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