エマウスの活動内容
シダージ・ジ・エマウス
 2005年サン・ジョアン祭
シダージ・ジ・エマウス
(Cidade de Emaús)

「エマウスの町」という名をもつ学校



 シダージ・ジ・エマウスは、ベレン北東部にあるベングイにある公的認定を受けたコミュニティ学校です。ベレンでの仕事を探してパラ州の地方から多くの人が移り住んでできたコミュニティであるベングイはベレンの中でも貧しい地域で、その当時は小学校がありませんでした。「ベングイに暮らす子どもたちのための学校を作ろう」という思いから1980年に設立しました。


 シダージ・ジ・エマウスは約10ヘクタールの敷地に作られた、森の中の学校です。コミュニティの人々の多くが先住民のルーツを持つことから、校舎はマロッカという先住民の家の形に似せた丸型の教室をたくさん作り、普通の学校とはかなり違った趣を持っています。教室の真ん中の教壇を生徒が取り囲むような形で、先生が一方的に教えるのではなく、先生を輪にしてみんなが話を聞く、という幹事で授業が行なわれています。この地域に学校がなかったことから、政府はシダージ・ジ・エマウスを公的教育機関として許可し、教員の給与を支払っています。


 現在、初等・中等合わせて生徒は約2000人。通常の勉強だけではなく、鳥や豚といった動物の飼育、薬草の栽培も行なっている、自然と一体型の学校です。自然薬品の調合や、職業訓練クラス、パソコン教室なども行なっています。また、6月祭、クリスマスの感謝祭、カーニバルなどのイベントはいつもシダージの敷地を使って行なわれ、コミュニティの人々の集まる場となっています。シダージ・ジ・エマウスはベングイの子どもたちのコミュニティとなっているのです。

              2005年 サン・ジョアン祭(6月祭)

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